2010年12月05日
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国立科学博物館・特別展「空と宇宙展-飛べ!100年の夢」

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は、国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo特別展「空と宇宙展-飛べ!100年の夢」に行ってきました。なぜかといえば、さる理由でチケットを有り難くも頂いたからです。本当は早めに行きたかったのですが、11月はいろいろあって、12月になって早めに行こうと思いました。他にも事情がありますが、それはさておき。

国立科学博物館

特別展「空と宇宙展-飛べ!100年の夢」 §

 一言で言えば、おそらく「はやぶさ」人気にあやかった企画でしょうが、はやぶさの生還は別に素晴らしいとも泣けるとも思っていないわけで、奇跡の連続に頼るなど工学者としては失格だと思います。というわけで、割と冷ややかな視点で見に行ったわけですが。途中まではかなり冷ややかに「もう自分も宇宙に燃えない性格にすっかりなってしまったのね」と思いながら見ていました。

 しかし、ルナリングの構想等の他の展示を見ているとやはり燃え上がってきましたね。やはり夢とロマンがあります。

 実は展示としては日本の航空宇宙史と将来計画を全般的に扱っており、飛鳥の模型もいれば新明和PS-1の模型もあり、2式大艇もあれば、YS-11もあるという感じです。そもそも、徳川好敏陸軍大尉、日野熊蔵陸軍大尉のあたりから手厚い展示があるわけで、そういう意味ではかなり良い特別展だったと思います。

常設展示 §

 途中で挫折しました。あまりにも質、量ともに充実過ぎ。全部はとても見られません。単に通過するだけで一周することすら挫折しました。

シアター360 §

 挫折して出ようと思ったのに、うっかりシアター360に入ってしまいました。全天周の映像を上映します。次の会に入れる最後の客がおいらだったようです。なんとラッキー。これはもう凄い映像で満足しましたよ。全天周で動きがあるから3Dではないのに立体感があります。これは見て良かったかも。